【HSC・HSP】今振り返ると子どもの時こうだった

HSP(繊細さん)

こんにちは、まるまるです!

「ひといちばい敏感な子ども」のことを、HSC(Highly Sensitive Child)と呼ぶそうです。
HSPの子ども版ですね。

自分がHSPであると自覚した今、子どもの時どんなことを感じながら生きていたのか振り返ってみたいと思いました。
子どもを育てるお父さん、お母さんの参考になれば嬉しいです。

HSCさんの特徴について

基本的にはHSPの特徴と同じかと思いますが、以下のような例が挙げられます。

  • 刺激に敏感
  • 慎重に行動する
  • 完璧主義
  • 環境の変化が苦手
  • 他人に共感しやすい
  • 相手の気持ちをよく察する
  • 大人のような表現、考え方をする
  • 光、音、におい、カフェインなどに敏感
  • 服のタグなどのチクチクに敏感
  • 想像力が豊か
  • 芸術に感銘を受けやすい
  • 驚かされることが苦手
  • 競争させられると実力を発揮できない

周囲の人々の感情を深く読み取ってしまい、刺激にも敏感なので、HSCの子は非常に疲れやすく、不登校になるケースもあるそうです。

HSPが振り返る、自身の幼少期

私自身が子どもの頃を振り返って「ちょっと異質だったな」と感じたのは以下の通りです。

まぶしさは昔から苦手

昔からまぶしい環境は苦手でした。
小学校の体育の時間、周りの子どもの体操服がまぶしかったことをよく覚えています。

あと、風が強い×まぶしい日が本当に苦手で、大人になった今でもテンションを維持できなくなります。
(目に入った砂ぼこりが悪さして、余計にまぶしくなる)

他人に譲歩しがち

幼稚園のときよくセーラームーンごっこをしていたのですが、配役で揉めることを避けるため人気キャラをあえて外して志願していました。
「セーラージュピター」「アルテミス(猫)」など、友達とバッティングしないであろうキャラを進んで選んでいました。

(アルテミスを選んだときは「うさぎ、逃げて!」「にゃ~」など、真剣に演じます)

かくれんぼで見つかる瞬間が恐怖

かくれんぼ(の隠れる側)が苦手でした。
かくれんぼで見つかる瞬間って、大きい声で「見~つけたっ!」って言われますよね。
「大きい音を出される」×「びっくりする」感覚が恐怖で、鬼が近づいてきたら目をつぶって耳を塞ぎ自分を守っていました。

とにかく驚かされることが苦手でした。

完璧主義な部分があった

幼少期からピアノを習っていたのですが、先生の前で曲を演奏するとき、ミスタッチをする度に間違えたところからではなく最初から弾き直す癖がありました。
間違えたところから弾き直しても、曲として完成していない感覚があったのだと思います。

今は「自分は完璧主義なところがあり、物事を進めるのに時間がかかることがある」と自覚しているので、こだわりを持ちすぎないように意識しています

とにかく心配性だった

小学校1年生の夏休み前に文化祭があり、その中で使える手作りのチケット(通貨代わり)があったのですが、文化祭が終わったので捨てました。
ただ、捨ててから「もしかして来年の文化祭でもあのチケットを使う予定なのでは…?」という思いが頭に浮かび、眠れないほど心配になりました
(今考えれば来年使うはずなんてないんですけどね)

その年の夏休み期間、ずーーーっと「なんで捨ててしまったんだろう…」という思いがぐるぐる回って、罪人のような気分でした。
その時に流れていた「NHK・みんなのうた」の歌まで色濃く記憶に残っています。笑

新学期に周りのみんなに確認したら、「え?捨てたに決まってるじゃん!」と明るく言われて拍子抜けしたのを鮮明に覚えています。
その頃からすでに「私って気にしすぎなのかな?」と思うことが多かったです。

学校に通うことは当たり前と思わなくていい

私自身、多少の生きづらさは感じていましたが、基本的には明るい子どもで友達にも恵まれていたので不登校にはならずに済みました。

ただ、クラスの少し変わった男の子に好かれてストーカーのようなことをされてしまったことがあり、誰にも相談できずに苦しい思いをしたこともあります。

特にHSCの子は、両親に対してもオープンに相談できないことも多いと思います。

思い返すと、子どもの頃は家族と学校が自分の中のすべてであり、それ以外の世界という概念がありませんでした。
当然、「学校に行かない」という選択肢もありませんでした(思いつかなかった)。
まだ世の中のことに無知な分、逃げ場がないのではないかと思います。

最近SNSで、学校が苦手な子どもを無理に通わせず、幸せそうに生活されている方の投稿を拝見し、目から鱗が落ちました。
たしかに私も両親から「学校って行かなくても良いんだよ」と言ってもらえていたら、もっと心が軽くなっていたかもしれない、と感じました。
(実際に学校に通う、通わないは別として)

自分が親になったときには、人生にはたくさんの選択肢があるということを教えてあげたいなと思います。

思ったより真面目な話になってしまいました、、、
少しでもお役に立てたら嬉しいです!

お読みいただきありがとうございました☺

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